
暑い日が続いていますね~まだ梅雨も明けていないと言うのに、真夏の様な青い空!白い雲!もはや夏と割り切って、楽しむしかありませんな。
さて、久々に気合を入れてドレス迷子の為のドレス選びブログをお届けいたします。
タイトルもまさかの「貧乳花嫁に捧ぐ・・・」
いや、実際お悩みの花嫁は多いはず。あっても無くても悩むのが「胸」ってもんです。
今日はバストが小さい花嫁のドレス選びについてです
まず声を大にしてお伝えしたいのは、胸が小さい、デコルテが寂しいからと言って、パッドを詰めれば良いと考えるのは安直です。これについては過去のブログをご覧ください→「胸にパッドを詰め込む話」
ボリュームが足りないからと言って、単純にパッドを追加したりすると、余計「足りない感」が露わになります。ご注意を・・・
それじゃ、どうしたら良いのか?
まず、デコルテにボリュームが無いのに、深いハートネックのドレスやベアトップのドレスを所望する事自体が間違っています。
インスタで次々に現れる外国人モデルは、みな胸とデコルテにボリュームがあって深く空いたネックラインのウェディングドレスを美しく着こなしていますが、貴女が同じドレスを着たからと言って同じ見た目にはならないよ!という事なのです。
草食体型の方は、草食らしいドレスを選ぶべきなのです。
その1、貧乳花嫁の為のベアトップ
ご自身を貧乳花嫁と自覚しているのであれば、まずハートネック、Vネック、深いハートシェイプのベアトップは諦めましょう。
普段のお洋服だって、Vネックのカットソーやシャツのボタンを2つ以上開ける着こなしは避けているはず。
もしそれらがお似合いになるタイプの女性だったら、貧乳さんではありません。
貧乳花嫁の為のベアトップはこちら↓
ラモーナ 販売価格¥150,000(税別)
胸がしっかり覆われるタイプの深めのベアトップで、レースやビーズなどで装飾が施されているもの。
ちなみにこちらのドレスは上下セパレートタイプなので、内部構造的にも胸の頼る仕組みでなく安心。
セシリア 販売価格¥120,000(税別)
オーバーバストに折り返しがあるベアトップ。
当然ですが、視覚的に胸元にボリューム感が出ます。
もちろん胸がしっかり覆われる深めのベアトップ(型紙の問題ですが)である事も重要。
良くある「ヨーロッパから直輸入です!」みたいな触れ込みのドレスは、胸の被りが浅くてスカート丈が長いです。要注意・・・大抵ヨーロッパ向けに中国で生産したドレスのB品(規格外商品)です。
西洋人と日本人は体つきが違う。という事を肝に銘じましょう。
その2、貧乳花嫁に似合うえりぐり
それならベアトップにこだわらない貧乳花嫁は何を着たら良いのか?
当然ですが襟ぐりの開きの浅いデザイン、ボートネック、ハイネック、襟ぐりにレースのスカラップ(レースの端のポコポコとした部分)があしらわれている物。が見ていて安心感もあるし、お似合いになるでしょう。
貧乳花嫁の為のネックライン例はこちら↓
アネモネ 販売価格¥150,000(税別)
鎖骨を強調するような浅いネックラインが特徴。胸元は透け感も少なく、露出感が苦手な花嫁さまにもオススメです。
肩先に骨が出っ張って見えるのがイヤ。というこだわりにも対応できる一着です。
ティナ 販売価格¥140,000(税別)
貧乳さんでも、だからと言って、隠せばよいという訳ではない体型の方も。肩の張り感や首の長さなど、ボートネックが似合わない方がいらっしゃいます。
そんな場合は、ハートシェイプのすっきり感を出しつつ、胸元は透け感を持たせるという方法もあります。
レースでデコルテは露出させず、でも透けないボディの部分はハートシェイプにしていることで肩幅は強調させずに首を長く見せる事ができます。
また、先ほど説明したスカラップレースを襟ぐりにあしらっているのがこのドレスです。お顔周りが華やかに、柔らかな印象になります。
その3、日ごろの行いのはなし
貧乳花嫁に見られる傾向ですが、カップ付きキャミを愛用している方が多い!
「集める物も無いから、最近はブラトップです。」「ワイヤーが当たって痛いから、カップ付きタンクです。」
そりゃ、大手下着メーカーさんも泣きますよ。近年、ブラの売り上げが激減しているのだそうです・・・
確かに、寄せて上げる♪ブームも随分昔の話に感じますが、もともと少ないお胸の脂肪を野放しにしていたら、どうしたって胸のボリュームは減少するし、位置も下がります。
デコルテにボリュームが無いと嘆くのであれば、日ごろから(せめて結婚式までは)ワイヤーの入ったブラを着用し、きちんとブラ紐を短くセットし、下着屋さんの指示に従ってブラを高い位置に床と平行に着用し、日々バストを育ててください。
「お手洗いに行くたびに、背中の肉をブラのカップの中に入れ直してください。」とは、ブライダルインナー専門店KEA工房の販売スタッフさんからのアドバイスです。
暑いし汗をかく季節だから、ブラの試着もちょっと気が引ける時期ではありますが・・・何年もつけっぱなしのブラじゃ、そりゃワイヤーも曲がって肌に食い込みます。
結婚式に向けてボディメイクの一環として、ブラの見直しもぜひおススメいたします。
その4、そもそもそんなにバストの高さが要らないドレスもある
さて、最後になりましたが、貧乳花嫁に朗報です!!
ご自身の身体のコンプレックスが気になるあまり、一般的な標準体形に憧れる気持ちもよくわかりますが、実はそんなにバストのボリュームが必要ない!というウェディングドレスのデザインもあります。
たとえば、普段のお洋服の事を考えてみて下さい。
まずは貧乳さんお得意のユルめなTシャツスタイル。サイズ的にも少しオーバーめで、要はボーイフレンドデニム的なサイズ感のTシャツを思い浮かべてみてください。少年ぽく、サラッと着こなせるのが貧乳さんですよね?
これを、有り余るバストの持ち主が着ると、太って見えたり、テイストが合わず不自然です。
バストが大きい女性には、むしろTシャツはピタ目に着てセクシー路線に進んでほしい。
その他ツインニットのような清楚な女性テイストなアイテム。
こちらも貧乳さんが得意分野です。たとえばこれにロケットの様な高さの出る形状のブラをしていたら似合いません。
丸いお胸で、そこそこのボリューム感があれば十分です。
このように、ウェディングドレスにもバストの高さやトンガリが必要なデザインと、そうでもないデザインがあるという事なんです。
お二人の結婚式のテーマや方向性、会場にもよりますが、これらを総合したアドバイスを聞きたいかたは、ぜひJellishまで足をお運びくださいませ。
今日は貧乳花嫁のドレス選びについてお伝えいたしました!