
このところスプリングセールの話ばかりしておりましたが・・・
たまにはドレス選びのブログも挟んでみようと思います。
今日は「ウェスト切り替え線の話」です。
ウェスト切り替え線とは何か?
まずはウェスト切り替え線の話のバリエーションについてお話してみます。
①切り替えなしタイプ
お腹の前でブーケを持っているので分かりづらいですが、今回スプリングセール対象ドレスになっているセシリアちゃんは、ウェスト切り替えのないAラインドレスです。
マーメイドラインのドレスも、ウェスト切り替えが無いデザインが多いです。
②ウェスト切り替え真っすぐタイプ
上身頃とスカート部分の生地が違うので、ウェストの部分で縫い合わせているのが分かると思います。
この線が真横に走っているタイプの事を指しています。
こちらのドレスは、実際のウェストの縫い目の上からサッシュリボンを巻いてウェストマークしたデザインになっていますね。
この線が横に真っすぐなタイプです。
③ウェスト切り替えV字タイプ
ウェストにサッシュベルトを巻いているので少し分かりづらいですが、上身頃とスカートのつなぎ目の線がウェストよりかなり下でV字になっているのが分かると思います。
こちらも、ウェストの少し下で、スカートと切り替わっていますね。
④ハイウェスト切り替えタイプ
お胸のすぐ下にサッシュリボンを巻いたようなデザインでハイウェスト切り替えを表現したデザインです。
こちらのようなエンパイアラインのドレスは、ハイウェスト切り替えの代表と言っても過言ではありませんね!
どの切り替えが自分に似合うのか?
さて、一通りウェスト切り替えの種類をご確認いただきましたが、「で、私にはどのデザインが似合うのか?」と感じられた方も多いでしょう。
試しに絵を描いて比べてみました。
首と肩のラインが左右で若干違ってしまいましたが汗
サイズ感は同じ2体のボディ。
向かって左は上記説明の②ウェスト切り替え真っすぐタイプ。
向かって右は上記説明の③ウェスト切り替えV字タイプ。
パット見た感じで、右の方がほっそりして見えませんか?
原理は簡単。向かって右のボディの方が縦横比の「縦」が長いから、縦にすらりと見えるんです。
向かって左は切り替えも横に真っすぐだし、「横」が協調されますね?
上記の結果から言えることは・・・
なで肩が気になるなら②ウェスト切り替え真っすぐタイプ。
肩幅の広さが気になるなら③ウェスト切り替えV字タイプ。
と選択できると思います。
もちろんその他の要因もあるので(身長が高いとか低いとか、ヒールを履くとかはかないとか、ウェストが太いとか腕が気になるとかキレイに見せたいとかかわいく見せたいとか、あとでサッシュベルトでアレンジするとかなんとかかんとか・・・)一概には言い切れませんが、こうして体のパーツを分析しながら判断していくと「なんとなく似合わない」という事は無いんです。
そう。「似合わないには理由がある」んです!!
何着ドレスを着ても、なんとなくしっくりこない・・・そんな方はJellishで一緒に原因を追究してスッキリしてみませんか?
貴女のためのウェディングドレス選びはそこからがスタートです♪