
職業柄、私のfacebookのタイムラインには、フリーのウェディングプランナーさんがコーディネートした「自由なスタイル」のウェディングの様子や、「こんな所で!?」と驚くようなロケーションでの結婚式の記事が上がってきます。
もちろん私も日ごろから「会場から選ぶ結婚式より、何のために結婚式をするのか?何をゲストに伝えたいのか?から考える結婚式」を提唱し、「やりたい事が決まってから、それができる会場をさがす」のはどう?と提案をしています。
そんな中、以下の様な記事を目にしました。
中学校のグラウンドに、長く続く真っ白な布。目を凝らすと、中学校の学園祭から結婚まで、2人の思い出の写真がプリントされている。2人は歩んできた日々を踏みしめながら、バージンロードを進む。
~中略~
教壇の前で愛を誓い、参列者は昔ながらの学校の椅子に腰をかける。
「誓いのキス」ならぬ「誓いのPK」。紘之さんはサッカー部のキーパーとして活躍した。新郎が守るゴールめがけて、ドレス姿の新婦がはだしでボールを蹴りこんだ。
PKの「審判役」は高校時代の部活の顧問。学校にも全面協力してもらい、準備は現役のサッカー部員が総出で手伝った。「共通の友達が多いので、友達の思い出にも残る私たちだけの結婚式にしたかった」
~中略~
最近人気なのは、新郎新婦と出席者が思い出と幸せを共有(シェア)する「シェアド婚」だ。
~以下略~
2016年1月14日読売新聞より抜粋
「こんな風に私たちは出会いました。そして、こんな風に二人で歩いてきました。そして今日、結婚式を経てこれからもお互いを支え合い、二人の人生を歩んでいきます。」というお新郎新婦の思いを可視化する演出とロケーションにより、その場に居合わせたゲストがお二人の思いをシャワーのように浴びる事ができる結婚式ですね。
こうしてお二人の気持ちを共有した参列者は「この二人のこの先の人生を応援して行こう」という、温かい気持ちになるものです。
私は、結婚式は「二人の応援団を作る会」だと思っています。
「よくある結婚式だったら興味が無い」というお二人でも、もう一度結婚式を挙げる意義を話し合って頂くと、選択肢が広がるのではないでしょうか?
2人の思い出の場所で結婚記念の写真を撮る
また最近では挙式の演出だけでなく、プロポーズや結婚記念の撮影にこだわるカップルも増えています。
Jellishもお二人の思いを形に残すために「出逢った場所で結婚記念の写真を撮る」という素敵なアイディアのお手伝いをいたしました。
Jellishのfacebookページで年頭にご紹介した雪景色のお写真。ご覧になりましたか?実は昨年末にスキー場でロケーション撮影をしてきたんです♪
新潟県のスキー場でも、今年は暖冬で雪が少なく、雪景色の撮影ができるのかどうか?危ぶまれましたが、直前の寒波により銀世界が完成しました。
撮影開始時は曇り空に小雪の舞うお天気でしたが、後半は日差しが出て青空に。
途中ドローンも登場し、ダイナミックなお写真になりました。
ご新婦さま手作りの、マツボックリのブーケも良い味出てますね♪
ギリギリまでこだわってレースとスパンコールを散りばめた、肝心のウェディングドレスのデザインが良く見えませんが・・・大自然を目の前にすると、もはやドレスのディティールより自然の壮大さとお二人の表情の方に目が行くものです笑
お天気が良かったとはいえ、早朝のスキー場での寒さに耐えたお二人。良く頑張りました!
形として残るお写真はもちろんですが、お二人で意見をだしあったり、あれこれ調整したり、色々な人の協力で撮影の時間が持てたこと自体が、お二人の記憶に残るはずです。
そうやってお二人の時間を紡ぎあい、これからも協力しあって、歩を進めていってくださいね。
末永くお幸せに!!