
「ハコ」と書いたのは「建物、スペース」の事です。
要は「自分が信頼している、気の合うその道のプロを集めて結婚式ができる場所」が「しがらみのないハコ」
これがねー、なかなか無いんです
結婚式をする場所
「結婚式」と「披露宴」が一緒になってしまっている方が多いと思いますが、これは本来明らかに別の物ですよね?
結婚式は一人の男性と女性がこれから夫婦としてやっていく事を誓う式典。
披露宴は、結婚した(結婚式をした)という事を家族や親せき、友人知人に知らせて、これからもどうぞよろしく。という会です。
今は利便性からか、利益重視からか?結婚式と披露宴を一緒にできるハコが一般的ですね。
確かにゲストに移動してもらったりする手間を考えて、ホテルや結婚式場(ゲストハウス)を選択するのは間違っていないとは思いますが、選択する前に「もっと多くの選択肢がある」という事を知っておいて頂きたいな。と思うのです。
結婚式は「式場選び」からじゃないよ。「ハコ選び」からだよ。と。
Jellishのお客様には、お二人が卒業された小学校で結婚式をされたカップルもいます。
もちろん披露宴は近くのレストランに移動しました。
お二人ともこの小学校の卒業生であれば、招待するゲストも当然同じ地元の小学校を卒業している方も多く、当然「新郎新婦が卒業した想い出の小学校で結婚式をします」という方針に意義を唱える人は居ないでしょう。なぜなら、そこにお二人の意思があるからです。
(これ以上言う必要が無いかもしれませんが)たまたまノリで行ってみたブライダルフェアで、担当になったお姉さんが感じが良かったらその会場に決めた。というのでは、あまりにも安易な買い物ではありませんか?
平均350万円掛かると言われている結婚式を、そんな風に買ってしまってよいのでしょうか?
どんどん打ち合わせが進んで、途中でその「感じの良いお姉さん」は、急に部署が変わったと、いなくなってしまう事もよくあります。
そしてそのあとは、あれは出来ない、これは聞いていないなど「言った言わない合戦」の幕開けです。
どうして結婚式をするのか
この部分について考えを持つことが需要です。
途中で変わってもいいし、理由が追加されても良いと思います。とにかく一度、どうして結婚式をするのか?を話し合う時間をぜひもって頂き、お二人の考えを確認してみてください。そしてそれに350万円支払う価値があるか?考えてみてはいかがでしょう?
結婚式をしない。という選択をするのも当然アリですし、そういう夫婦の形で生活していくんだな。という確認がお互い出来ますね。
色々な家庭がありますから、一概には言えませんが、これから結婚して家庭を築いていこうという大人な二人ですから、ご両親や周りのお友達の意見も説き伏せられるくらいの態度を示してほしいものです。
どんな結婚式をしたいのか
結婚式の必要性が見いだせたら、どんな結婚式をしたいのか?を考えてみてください。
誰をどれだけ呼ぶのか?場所(地域)はどこが妥当か?フォーマル度はどれくらいにするのか?など・・・
これは私の個人的な思いですが、「結婚式って二人の応援団を作る日」だと思っています。新郎新婦それぞれの親戚や友人にパートナーを紹介し、これから二人でやっていこうと思うから、何かあったら応援してね。という挨拶をする場。
ですから、それができるような会を開催する必要があると思います。どんな二人なのか?その会の演出など、一つ一つが「こんな二人です」という事を表すメッセージになっていきます。
いま流行の(?)ご祝儀結婚式も、豪華な高級ホテルでの披露宴も、全て「2人らしい選択」として見られるわけです。
おそらくJellishのHPを見て下さっている花嫁さまは20代のなったばかりの夢見る花嫁さんは少ないでしょうから、きちんと意思をもった選択をしようとしている女性ばかりかと思います。
プロポーズされたらブライダルフェアへ!では、ブライダル業界に踊らされていると私に言われてもしょうがないですね。
どうして結婚式をするのか?どんな結婚式をするのか?ふたりでどんな「夫婦という単位」で進んでいくのか?そんな事がぼんやりでも見えてきたら、ここでようやく「ハコ選び」が始まるのではないでしょうか?
さて、どんな結婚式をしたいのか?というイメージに近い結婚式&披露宴ができるのはどんな「ハコ」なのでしょう?
蓋を開けてみたら、ドレスはこの中から選んでください。お花屋さんはこの2店舗から選んでください。カメラマンは誰が来るかわからなけど、とりあえずカメラをもった人は呼んであります。お料理は松竹梅のどれにしますか?
・・・
私だったら、こんな狭い選択肢の中で「2人の指針を示す」結婚式はできません。
この一日で、2人のの応援団を増やせる自信がありません。
ですからここで「しがらみのないハコ」が必要になってきます。
自分たちが美味しいと思えるレストランの料理をゲストと分かち合い、テイストが好き!と思えるフローリストに会場を彩ってもらい、自分の好きなお菓子を配り、地元の美味しいお酒をみんなにふるまって、着たいウェディングドレスを着て、好きな色や香に囲まれて、ゲストも新郎新婦も同じプラットホームに立てるような演出を考える。
どうでしょう?
今まで何度も参列してきた、いわゆる「日本の結婚式」に嫌気がさしていたあなたも、少しワクワクしてきませんか?
「しがらみのないハコ」で「2人の応援団を作る日」開催してみませんか?