私自身は女として産まれ、女性として生活を送り、男性と結婚をしているいわゆるLGBTのどこにも属せない人ですが、ウェディングドレス屋としてできる事があります。
それは目の前の身体に合わせたウェディングドレスを作る事。
ただそれだけです。
そのシルエットが女性のようでも、男性のようでも、私の仕事は変わりません。
アパレルデザインの専門学生だった頃
友人と一緒に渋谷の怪しげなクラブイベントによく繰り出していました。毎回衣装もテーマを決めて自作して笑
夜中に友人と長電話して、どんな衣装を作るか?どんなメイクをするか?盛り上がりながら(その暇があったらさっさと手を動かして課題を終わらせなさい!と今なら思う)、いろんな衣装を作ったな〜笑
おかしな格好をして出かけるクラブイベントには、多種多様なおかしな人々が集まってきていて、きっとそこに集まる人々も、そこでだけ許される本当の自分を解放できる空間で、一夜限りのクレイジーで夢のような時間を楽しんでいるようでした。
毎回ドレスアップして登場するドラァグクイーンの面々。格好良くて憧れでした。
LGBT Friendly
ここ数年、よく耳にするようになってきたLGBTという単語。
私がこうしてLGBTフレンドリーだなどど言い出す事は、ともすると流行りに乗っているだけのような印象になるかもしれません。しかし単語の流行りとは裏腹に、当事者のみなさんはいろいろな局面で切ない思いをされたり、苦労をされているという話を耳にします。
お二人の節目の日を迎えるにあたり、少しでもスムーズにご準備を進めていただきたい。私の気持ちはただそれだけです。
あの、クラブイベントの会場ほどではありませんが、Jellishにご来店された際は気を使わずにお二人らしくお過ごしいただきたい。
Jellishはお一組さまごとのご案内です。どうぞ身構えず、お気軽にご来店いただき、いろいろな相談をしてみてください。
実際にお会いして、ウェディングドレスのお話ができるのを楽しみにしております(^ ^)