
「マーメイドラインのウェディングドレスが見つからない」
マーメイドラインのウェディングドレスに憧れていて、会場の提携店やレンタルウェディングドレスショップを探し回ったのだけれど、なかなか見つからないんです・・・
そんなお話をよくお聞きします。ウェディングドレスショップの中には、マーメイドラインのドレスを前面に押し出してアピールしているショップもありますから、そんなお店に行きつけばもっと選択肢もあるのでしょうが、一般的にマーメイドラインのウェディングドレスは「サイズを合わせる箇所が多い」為に、レンタルには不向きです。
このためレンタルウェディングドレスショップからすると「稼いでくれないウェディングドレス」なので、ラインナップは少なくなりがちです。
これに対して「稼いでくれるドレス」はビスチェのAライン、プリンセスラインのドレスです。→この話題についてはこちらの記事をご覧ください
試着しても、しっくりこない
憧れのマーメイドラインのウェディングドレスを一生に一度の結婚式で着てみたいのに、店舗に1~2着しかないマーメイドラインのドレスを試着して、どっちかに決めるなんてちょっと寂しいですね。
しかも先程申し上げた通り、マーメイドラインは他のシルエットに比べて体にフィットさせたい箇所が多いので、「身体に合っている」と呼べるものに出逢うのは至難の業です。
例えば採寸箇所が少なくて済むビスチェタイプのウェディングドレスだったとしても、マーメイドラインを選択する途端にヒップ、ヒップ下、膝廻り、膝までの長さなど、Aラインやプリンセスラインのウェディングドレスには必要ないサイズを測る必要があります。
マーメイドラインのサイズについて悩まれて、Jellishにたどり着いてくださった花嫁さまのお話を以前しましたが、そもそもサイズが合っていないウェディングドレスを着るなんて論外です。花嫁さまのお身体にサイズが合っているという事は、美しいウェディングドレス姿に一番最初に必要な要素です。
もしサイズが合わなくてパカパカしていたり、ムチムチしていたりすると、まず最初にそこが目に入ってきてしまい、花嫁の華やかな表情とかウェディングドレスのデザインやらが目に入ってきません・・・そう感じるのは私の職業病でしょうか?
そもそも、パカパカしているウェディングドレスを結婚式当日に着ていたら、花嫁自身が不安で、結婚式という日を迎えられた喜びを表情に出すことさえできないかも知れません。
ではここで「サイズが合わない」というのがどういう状態の事か?というお話をしておきましょう。
・胸元が浮く
お胸がドレスに対して小さい場合だけでなく、大き過ぎてもドレスは身体に沿わず、パカパカします
・ゆるくてフィット感が無い
この感じには花嫁さまはみなさん敏感ですよね。1mmでも痩せて見せたい!と思っていらっしゃる花嫁さまが多いので。
・逆にきつくて苦しい
たまにJellishのドレス試着の際、ウェディングドレスって苦しくないんですね!と仰る花嫁さまがいらっしゃいますが、その前に行かれたドレスショップでどれだけ締め上げられたのだろうか?と呆れます。挙式当日、そんなに締め上げたら、花嫁は緊張と相まって卒倒するでしょう。
・膝の位置が合わない
花嫁の皆さまは「周囲のサイズ」にはとっても敏感ですが、「丈、長さ」もとっても重要です!バストの位置、ウェストの位置、ヒップの位置、そしてマーメイドラインのウェディングドレスに至っては膝の絞りの位置と絞り具合で「見栄え」と「動きやすさ」のせめぎ合いをするわけです笑
膝の位置が高すぎれば、膝廻りを思うように絞れません。これはまだ腿の位置だからですね。(膝より腿の方が当然太い)
もちろんソフトマーメイドを狙っているなら、これでOKです。
キッチリ膝廻りを絞って、しかもひざ下を長く見せたいとなると「膝よりちょっと上だけど、腿はもう終わっている辺り」という、絶妙な「丈の指示」が必要になってくるわけです。当然この丈は、お身長やヒールの高さにより人それぞれです。
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上記の理由から、試着の段階でバッチリサイズが合うドレスなんて、正直難しいです。試着用のドレスは一般的な平均サイズに作られていますからね。
特にマーメイドラインのウェディングドレスを着たい!と仰る女性は、お胸やお尻にボリュームがあったり、身長が高かったりと、日本人の平均的なサイズで無い場合が多いのですから・・・
試着できるサイズが無い
そもそも「お客様にご試着頂けるマーメイドラインのドレスはありません」と、他店で門前払いされた。という花嫁さまもいらっしゃいます。
お胸にボリュームがあり、胸のサイズは15号。その他は11号くらいなんだけど・・・という方もいらっしゃします。
サイズ表にばっちり収まらない、混合のサイズの方ですね。
いつでもご試着に来店ください!
その点、Jellishには15号サイズのマーメイドラインのウェディングドレスがいつも置いてあります。
もちろん、マーメイドラインの全てのデザインが5号から15号サイズまであるわけではありませんが、ご自身のお身体に近い号数のマーメイドラインのドレスをご試着頂くことが可能です。
試しに着てみたそのウェディングドレスは、デザインは気に入らないかも知れないけど、とりあえず後ろのファスナーが閉まると、「私が着られるウェディングドレスは無いのかもしれない!」という焦る気持ちから「あれ?大丈夫かもしれない!私にも綺麗に着こなせるウェディングドレスがみつかるかも!」という希望が見えてきて、落ち着いてウェディングドレス選びが再開できるものです。
Jellishの試着用のドレス達は、すべてのデザインを5号から15号まで。150cmの方から170cmの方まで、同じ価格でオーダーして頂くことができますよ(^ ^)
15号までは無いですが・・・
さすがにバスト15号も無いです!という方でも、バストのトップが90cm以上あればJellishのサイズ表では9号サイズ以上です。バストは11号で、そのほかウェストやヒップが9号もしくは7号なのであれば、立派な(?)混合サイズです。
もし後ろが編上げになっているマーメイドラインのウェディングドレスだったとしても、さすがにお尻のしたまで編上げにはなっていませんからね笑
マーメイドラインな女性
マーメイドラインのウェディングドレスを着てみたい女性はマーメイドラインのウェディングドレスを結婚式で着ます
なんだか、意味がわかりませんか?
「マーメイドラインのウェディングドレスに憧れているんです」とJellishに試着に来られる花嫁さまは、それじゃ、試しに・・・と言ってAラインとかスレンダーのウェディングドレスを試着してみても、ぜんぜん盛り上がりません!
むしろ「やっぱり私マーメイドラインが良いわ」と、更にマーメイド熱が上がります。
マーメイドラインのウェディングドレスを着てみたいな~と思っていらっしゃる女性は、回り道をしても、結局マーメイドラインのウェディングドレスに落ち着くんですね。
これが、他のシルエットだとまた違うんですけどね。
マーメイドラインのウェディングドレスは、そんな風に花嫁にとっても、作る側のドレス屋にとっても、特別なシルエットのウェディングドレスなんです♪
だから、身体に合うマーメイドラインのウェディングドレスが無いからと言って、Aラインのドレスで妥協だなんて辞めましょうね。