
「日本大通り」ってご存知ですか?
「にほんおおどおり」って読みます。
みなとみらい線の、元町・中華街駅の一つ手前(渋谷寄り)の駅名でもありますが、実はこれは駅の近くにある「日本大通り」という通りの名前が由来なんですね。
日本大通りは、かつて横浜港が開港した際、港から陸に上がったメインストリートだったそうです。
そして、この日本大通り。実はイギリス人技師のブラントンさんが設計した、日本初の西洋式街路なのだとか。道幅を大きく確保し、大きく空を感じることのできるこの道路を私は「横浜らしい」と感じていたのですが、海を超えてヨーロッパ式だったことには驚きました。しかし、それもまた横浜らしい!
現在でも日本大通りは大さん橋国際客船ターミナルから道路が繋がっていて、反対側は横浜公園を経て横浜スタジアムに繋がっています。
私はこの日本大通りの近くに住んでいるのですが、周りには古い煉瓦造りの建物が残っていたり、四季折々で様々な景色を見せてくれるお気に入りの場所です。
今はイチョウの葉っぱが綺麗に紅葉して、昨日あたりはそれが地面いっぱいに敷き詰められ、黄色い絨毯になっていました。
横浜に来たら、中華街の食い倒れだけではなく、こんな歴史スポットを訪れて横浜の歴史に思いを馳せてみるのも良いかもしれません。