
今日はね、ちょっとブライダルとは違うお話です。
上記の写真のご新郎さまのジャケットの後ろ。ピンクの矢印の部分を「ベンツ」と呼びます。スリットのように、縫い目にそって布が避けたような仕様に設計されています。
写真のように後ろ中心にあるものをセンターベンツ(正確には一本だからベントだけどね)、後ろ脇やサイドに左右で2本入っているものをサイドベンツと呼びます。
ジャケットやコートなど、メンズでもレディースでもこういったデザインが用いられており、アウターの腰回りや足回りの可動域を大きくするための、機能性を備えたデザインです。
でね、私が何を言いたいかというと・・・
ベンツがしつけ糸で縫われたまま着ている人多過ぎ!!
ってこと。
私普段、通勤に電車は利用しませんが、それでもこの時期は1日に1人は目にします。前を歩いている人、居酒屋さんで脱いでハンガーに掛かっているジャケット、信号待ちの後ろ姿・・・
お願いだから、今すぐご自身のコートやジャケットをチェックしてください!!
ベンツは自由にパカパカ開いてこそ機能を発揮できるのです!!どうかしつけ糸で留めたままにしないで!!
以上、ベンツ解放推進委員会会長、山浦でしたm(_ _)m