
いよいよ、春挙式のシーズンがやってきましたね♪
基本的に結婚式は「気候の良い時」に多いので、4月、5月、9月~11月が最も多いシーズンとなります。
たまに「6月は忙しいんでしょう?」と聞かれますが、日本の6月は梅雨の時期ですから、当然結婚式自体は少ないです。
だからこそ、結婚式会場さんが「ヨーロッパではジューンブライドと言って、6月に結婚式をすると幸せになれると言うんですよ~」というプロモーションを掛けたから、6月の結婚式が多いと、みなさん刷り込まれているようですね・・・
その話の流れで言うと、「結婚指輪は固いプラチナで」というイメージもありますが、これも実は日本独特です。世界一般的には、換金しづらいプラチナが結婚指輪に使用されることはないそうです。この手の話は、コチラの方が詳しいので、どうぞブログも覗いてみてください(^ ^)→手作り指輪の100&1 実はJellish内のレンタルスペースで、お二人の結婚指輪を手作りできちゃうんですよ♪
さて、そろそろ本題に進みましょう。
ドレス試着時の写真撮影について
春挙式の花嫁さまのドレスお仕上がりと同時に、今は秋挙式の花嫁さまがウェディングドレス選びを開始される時期となります。
ウェディングドレスの試着は、花嫁さんでないとできませんから、色々なドレスショップに行ってみて、それぞれのドレスショップのできる事、出来ない事をリサーチしたり、どんなデザインが自分にしっくり来るのか?を体感してみると良いと思います。
さて、そんなウェディングドレスの試着の際、お家に帰って検討するためにスマホやカメラで写真を撮ると思います。
以前は写真撮影不可なドレスショップも多かったのですが、今はそれほど厳しくないようですね。
ドレスショップサイドとしては、ドレスのデザインを盗まれるし、「家に帰って彼と検討します!」といって、契約せずにお客様が帰ってしまう要因になるという懸念から、撮影NGにしていた様ですが、それは浅はかな悪あがきだなぁ~と思います。
どうせ広告でウェディングドレスの写真はあちこちにばら撒くわけだし、花嫁さんご本人が納得の選択をする。という事がベストなわけで、契約に結び付かなかったのは自社に気に入って頂けるドレスが無かったという事です。
もちろん、Jellishは当初より、ご試着時の写真撮影OKです。
正直、普段着る事のないウェディングドレスに袖を通すと、なんだか舞い上がってしまって「どれもステキ!」「私、どのドレスも似合うわ!」なんて錯覚に陥る事があります。
それに、常に「今試着しているドレスが一番いいかも!」と感じてしまう傾向にあるので(最初に着たドレスよりも、次に着たドレスの方が良いかも!と思ったのに、一着目に戻ったら、やっぱりこれが良いかも!という具合汗)、記録は残しておいて、客観的に写真で似合っているかどうか?見てみる。というのは非常に大切な行為です。
最終的に手元に残るのは写真ですから、誰が見ても違和感がない(要は似合っている)ドレスを選んで頂きたいものです。
そんな時、重要になるのが、ドレス試着時の写真の撮られ方です。
下の写真をみてください。
NG ×
Good!
あえてNGとGoodの写真を並べてみました(モデルはヘアメイクMIYURIです笑)。
NGはなぜダメなのか?
理由1 身体がまっすぐカメラに向いている。
理由2、ブーケを上に持ち過ぎ
理由3、表情が悪い(笑)
解説です。体がまっすぐに向いていると、身体の凹凸も顔の立体感も写真に写すことが出来ません。つまり、女性の身体をより美しく魅せようと作られているはずのウェディングドレスの魅力を、きちんととらえられていないという事です。
女性の身体の美しさはそのメリハリ、柔らかな凹凸です。ウェディングドレスは、それを強調するように(もしくは敢えて抑えるように)意図的にデザインされていますから、そこを比較してみない手はありません。
また、結婚式当日は花嫁さまから見て右に新郎が立って居ます。ですから、自然と左側面を写真に撮られることが多いのです。つまり、ゲストのカメラに残るのは、真正面というよりは左側が多いという事です。
次にブーケの位置です。結婚式当日のカメラマンもブーケをおへそのあたりの持つ用に指示する方が多いですが、これは間違いです。あ、改めます。ドレス屋的には間違いです。
というのも、頑張ってダイエットしてウェストを細くした花嫁さまに合わせて、折角ウェストラインをキッチリお直ししてサイズを合わせたのに、どうしてブーケと腕で隠しちゃうのー!?(ウェディングドレス屋の叫び・・・)
花嫁さま本人だって、ちょっとでも細く見えるウェディングドレスの方が嬉しいはず。どうぞ、ブーケはおへそではなく、足の付け根辺りで持って下さい。
さらに表情も需要です。
”顔に出やすいタイプ”の方は、後で見て「あー、このドレス気に入っていなかったんだなー笑」という判断基準になりますが、基本的に女性は”気に入らない顔をしている自分の写真”を好きではありません。
つまり、ウェディングドレスがどんなに似合っていても、自分から見てNG顔で写っていると、そのドレスまでNGになってしまう可能性が!!
ですから、お写真はなるべく素敵な笑顔で、何枚か撮ってもらってください。カメラで切り取った、その一瞬だけが現実ではない場合もありますからね。
ウェディングドレスご試着時の写真の撮られ方まとめ
1、カメラに対して体を斜め右に向け、左側から撮られる。
2、ブーケを正面で持たず、腰の位置まで下げる。両手で持てなければ、左手だけで持てばOK(挙式当日は右手は新郎と組んでいて使えません)。その際、右手は身体の後ろに隠しておきましょう。
3、写真用の素敵な笑顔で撮られる(カメラ嫌いといっている場合ではありません。結婚式当日は一生に一番沢山写真を撮られる日。今から笑顔の練習をしましょう!)。
ウェディングドレスご試着時の写真の撮られ方~番外編~
最後にもう一つ!
ご試着に一緒に行ったご新郎さまにお写真を撮ってもらう時、注意してほしいのがカメラの高さです。
例えば、新婦とお身長差のあるご新郎さまだったら、こうなりますよね・・・
これは最悪な例
分かりますか?頭がカメラに一番近いので、頭でっかちに写って足が短くなるし、胸の前でブーケを持っているから、全然ドレスのデザインが分かりません!
「私がカメラをお預かりして、撮りますよ~?(撮るの下手そうだから)」とお声掛けしても断られ、お二人で楽しそうにドレス姿の写真を撮りまくって帰るカップルさんも、そーいうのはお家でやってくれ・・・と感じてしまいます。
ドレスショップの店員の話も、たまには役に立つことあるはずですから、しっかり聞いて帰った方がお得です。
今日は、ウェディングドレスの試着時の写真の撮られ方についてお話しました。写真に撮っても美しい、貴方の為の一着に出逢えますように!