
本日ご試着にご来店くださった花嫁さまは、お身体が薄く華奢な体型の方ばかりでした。うらやましい(TーT)
華奢な体型の方にこそ、今となっては定番のビスチェタイプ(ベアトップ)ではないデザインのウェディングドレスをお選び頂きたい!というお話をしようと思います。
「ウェディングドレスは胸で着る」
という言葉を聞いたことがありますか?どうやっても、ウェディングドレスは西洋の服なので、欧米型の厚みのある体系の女性の方が着こなしやすい服です。
また、いわゆるボンキュッボン体系の方が見栄えがします。華奢な体型の日本の女性とは真逆です。
ウェディングドレスは胸で着る。というのは、上記のような理由で「胸のボリュームがある体型の方がハマるよ」という意味です。
ウェディングドレスは肩か骨盤で着る
「胸で着る」の真意は「ウェディングドレスを胸で支えて着る」という意味ではありません。私から言わせれば、胸のような脂肪でできた柔らかで頼りない部分でドレスの重さを支ええきれるはずもありません。ウェディングドレスは肩か、骨盤(要は骨)で着るんです。
肩にぶら下がったドレスとは→袖付き、アメリカンスリーブ、フレンチスリーブ、ノースリーブ
骨盤で着る(骨盤にゴムベルトでひっかけて着る)ドレスとは→ビスチェ、オフショルダー
つまり、華奢な体型の女性には、肩で着る構造のウェディングドレスを選べば良いわけです(あ、でもオフショルダーは例外的におすすめです)。
お袖付き
フレンチスリーブ
アメリカンスリーブ
ノースリーブ
胸元の開き加減はもちろん調整が必要ですが(Jellishなら、のどの下のくぼみから襟ぐりまで何cmというカスタムが可能です)、少なくともゲストサイドから「いつウェディングドレスが落ちてくるかと思って心配だった」という声が上がってくることはないでしょう。
お母さまなんて、本気で心配していますからね。前述の通り、ビスチェのドレスは骨盤で支えているので、実際落ちては来ないんですけどね汗
素材選びも身体の見え方を左右します
身体の厚みが薄い方は(それが自慢の方は別ですが)、つるっとした質感のウェディングドレスより、レースやお花など装飾があるデザインや、オーガンジーや総レースなどのマットな質感の素材をお選びください。
総レースなどは特に、セーターやカットソーを着ているような、優しい女性らしいふんわりした雰囲気を出すことができます。
また逆にぽっちゃりさんや、身体をスッキリ見せたい方は、光沢のあるサテンやミカドで、部分的にレースや刺繍があしらわれている様なデザインがおススメです。パリッと綿のシャツを着ているような雰囲気で、シャープに格好よく見せる事ができます。
当然、シルエットも重要
シルエットとは、ウェディングドレスを着た姿に光を当てて影絵にした時に見える、アウトラインの事です。
まず最初のお勧めはエンパイアラインのドレスです。
ハイウェストで切り替わっていて、切り替えから下にすぐスカートが始まっている「エンパイアライン」のドレスは、上半身が華奢な方にこそ着こなせるシルエットです。
エンパイアラインは華奢な方にこそ着こなせる一着
シルエットの話とは少しずれますが、エンパイアラインだけでなく、Aラインやスレンダーラインでも、アンダーバスト切り替えのドレスは、同じように華奢な体型の方にお勧めです。
アンダーバスト切り替えのスレンダーラインドレス
どうしてアンダーバスト切り替えがおススメか?それは、上半身が短く見えるからです!!
や、実はですね・・・こんなことを申し上げるとここまでお読み頂いた華奢な体型の花嫁さまに批判を受けそうなのですが・・・
何千人もの女体を見てきた私に言わせると、華奢な体型の女性は上半身が長く見えがちなんです。
要は、縦横の比率の問題なんですが、同じ身長の方でも、横幅が狭いと長さが強調されますよね?肩幅もせまくていらっしゃったりすると、本当にひょろひょろ~っと、バランス的に上半身が長く感じてしまうんです。
また、腰回りに脂肪が無い為に、骨盤のすぐ上がウェスト位置になってしまう。という例もあります。通常だと、骨盤の上、手のひら一つ分くらいの範囲がウェストなんですが、もう、リアルに骨盤の上端がウェスト位置になってしまう。そうすると間違いなく2~3㎝は上半身が長く見えます。
通常、身長5センチに対して上半身の長さが1㎝長くなる。というのが定義ですから、上半身の2~3㎝の影響力は大きいです。
このような見方からも、本来のウェスト位置をウェディングドレスのウェスト位置と見なさずに、アンダーバスト辺りにポイントをもってきて、足長効果を狙う。というのがおススメの着こなしです。
どうでしょう?参考になりましたか?
色々試着してみたけれど、イマイチどれが似合うのか分からない!ピンと来ない!そんな花嫁さまは是非一度Jellishにご試着にいらしてみてください。大手衣装店ほどドレスの数はありませんが、いま試着したドレスがどうして似合うのか?どうして似合わないのか?を客観的にお伝えいたします。
ご予約は下記フォームからお気軽にどうぞ♪