福井で挙げると決めたあとに、必ず一度は立ち止まるところがあります。家族の移動です。十名から十五名という人数は、名簿を作るほどではないけれど、なんとなく任せておけるほど少なくもない。誰が何を取って、何時に、どこで合流するのか。ここでは、東京から福井へご家族と移動するときの段取りを、決める順番のとおりに並べてみます。
家族での移動は、誰がどこまで手配するものか
WHO ARRANGES
先に決めるのは、切符ではありません。集合の時刻と場所です。そこさえ決まっていれば、誰がどの列車を取るかは、あとから埋まります。
招く側がまとめて取る形にすると、席は並びますし、当日の心配はたしかに減ります。そのかわり、変更の連絡がぜんぶ自分のところへ来ます。各自にお任せする形にすると、その連絡はなくなりますが、着く時刻がばらけます。どちらが正しいということはなくて、ご家族の顔ぶれで決まる話だと思います。
十名から十五名という人数のいいところは、この判断を一律にしなくていいことです。ご両親の分だけご自分たちで取って、あとはお任せする。そういう混ぜ方ができます。
十一時のチェックインに合わせると、東京駅を何時に出るか
WHAT TIME TO LEAVE
ワクテラスのチェックインは午前十一時です。ここから逆算します。福井駅前から会場までは車でおよそ五十分。つまり、十時すぎに福井駅に着いていれば間に合います。
北陸新幹線の朝の便を、そのまま並べるとこうなります。
| 東京駅 発 | 福井駅 着 | 会場に着くめやす |
|---|---|---|
| 6:16 | 9:12(2時間56分) | 10時ごろ |
| 7:20 | 10:09(2時間49分) | 11時ごろ |
| 8:11 | 11:09(2時間58分) | 12時ごろ |
七時二十分の便が、そのまま十一時に重なります。朝の早起きとしては、ぎりぎり無理のないところではないでしょうか。八時台の便でも、着くのはお昼どき。一日が始まるのが一時間ずれるだけで、その日が短くなるわけではありません。
ご高齢のご家族がいらっしゃるなら、六時台の便でゆとりを持って発つ、という組み方もあります。ダイヤは改正のたびに動きますので、日が決まったら、その時点の時刻表でもう一度あたってください。
家族全員が、同じ列車に乗る必要はあるか
TOGETHER OR NOT
揃える必要はありません。ただ、揃えたほうが楽になる区間が、ひとつだけあります。福井駅から会場までです。
東京から福井までは、それぞれの都合で乗ってきていただいてかまいません。両家がまだそれほど親しくないなら、行きの三時間を別々にしておくほうが、かえって全員が休まります。けれど駅からの五十分は車になるので、ここがばらけると、車の数と待ち時間が増えます。
ですから、揃えるとしたら列車ではなく、福井駅で集まる時刻のほうです。関西や中部からいらっしゃるご家族がいる場合も、この決め方なら同じ表に乗ります。東京から来る人だけの話にならないので、両家に均等に伝えられます。
福井駅から会場までの五十分を、どう渡るか
THE LAST FIFTY MINUTES
この五十分だけは、時刻表では埋まりません。何台に分かれるのか、誰が運転するのか、荷物はどこに載るのか。段取りとして手がかかるのは、実はここです。
決めておくことは三つだけです。台数と、乗り合わせと、出る時刻。人数が十名から十五名なら、この三つは紙に書かなくても収まります。
そしてこの五十分は、引き算しなくていい時間だとも思っています。町を離れて、田畑が続いて、視界に海が入ってくる。同じ車に乗った人どうしで、久しぶりの話がひとつ終わるくらいの長さです。着いてからの一日を受け取る助走のようなもので、ここを短くすることに、あまり意味はありません。
帰りの便は、いつのものにするか
GOING HOME
チェックアウトは翌日の午前十一時です。そこから駅まで五十分ですから、福井駅に戻るのは正午ごろ。帰りは昼過ぎの便になります。夕方には、それぞれのご自宅に戻っている計算です。
行きと違って、帰りは揃えなくていいと思います。もう一泊して福井を歩いて帰る方がいてもいいし、翌朝の朝食のあと、早めに発つ方がいてもかまいません。帰りの切符だけは各自に、としておくと、そこに自由が残ります。
行きの便を取るときに、帰りまで同時に押さえてしまいがちですが、この一日は、終わりの時刻を全員で揃える種類のものではありません。
移動の段取りで、先に決めておきたいこと
CHECKLIST
ここまでを、決める順に並べ直すとこうなります。上から順に埋めていけば、途中で戻る必要はありません。
決める順番
- 福井駅に集まる時刻(会場に着きたい時刻から、五十分を引く)
- 駅から会場までの車の台数と、乗り合わせ
- 行きの列車を、まとめて取るか各自にするか
- 荷物は一泊分。着いてからは動かさないこと
- 帰りの便は各自で。翌日の午前十一時が起点
荷物のことだけ、一行だけ添えておきます。式も、お食事も、ご宿泊も同じ場所なので、会場に着いたあと、荷物は動きません。持って歩く場面がないので、身軽に構えていただいてかまいません。
一日の中身について、もう少し詳しく
A CLOSER LOOK
所要時間そのものについては東京から福井へ。北陸新幹線でどれくらい近くなったかに、福井・日本海側で挙げるということそのものは福井・日本海側で結婚式を挙げるということにまとめています。十一時のチェックインから翌朝までの並びは一日の流れのページ、会場そのものは会場のページをご覧ください。挙式、お料理、ご宿泊、衣装、ヘアメイク、装花、写真、プロデュース料まで、総額の目安は150万円から200万円。内訳は、一組ごとにお見積りします。詳しくはプランのページに置いています。
何時の新幹線に乗れば、十一時のチェックインに間に合いますか?
東京駅を7時20分に出る便が、福井駅に10時09分に着きます。福井駅前から車でおよそ五十分ですので、そのまま十一時のチェックインに重なります。ダイヤは改正で変わるため、日が決まったら時刻表でご確認ください。
家族は全員、同じ列車で行く必要がありますか?
いいえ。揃えていただきたいのは列車ではなく、福井駅で集まる時刻のほうです。駅から会場までは車での移動になるため、そこだけ合わせておくと、当日の待ち時間が短くなります。
帰りは何時ごろの列車になりますか?
チェックアウトが翌日の午前十一時、福井駅までおよそ五十分ですので、昼過ぎの便が目安になります。帰りだけは各自でお取りいただくと、もう一泊される方や早めに発つ方の予定も残せます。
移動している時間も、その一日のうちに入っている
段取りというと、当日までに片づけておく面倒事のように聞こえます。でも実際には、朝いちばんの新幹線に家族が乗り込んだところから、もう始まっています。窓の外の景色が変わって、駅で合流して、車のなかで話す。着いたころには、家を出たときとは少し違う顔になっている。移動の時間には、そういう働きがあるように思います。会場に入る前の数時間は、削るものではなく、一日の一部です。
そのうえで、決めごとを全部ご自分たちで抱え込む必要もありません。段取りのもう少し手前、どんな一日にしたいかというところから、まずはお話しさせてください。

