家族だけで挙げよう、と決めたあとに、ふと足元が気になることがあります。あとから困らないだろうか。誰かを寂しくさせていないだろうか。その心配は、いいかげんな気持ちで結婚式を決めていない人ほど、よく浮かぶものだと思います。ここでは、家族だけの結婚式で心配されやすいことと、その受けとめ方についてお話しします。
家族だけの結婚式で、あとから困りやすいのはどんなことか
WHAT PEOPLE WORRY ABOUT
心配ごとは、だいたい三つに落ち着きます。招かなかった人への気がかり。親御さま世代の受けとめ方。そして、記録が薄くならないかということ。どれも当日ではなく、少し経ってから効いてくる種類のものです。裏を返せば、決めてしまう前に一度考えておけば、たいていは形が変わります。困りごとの多くは、人数が少ないことそのものではなく、伝える順番や段取りのほうから来ているからです。
招かなかった人には、あとから何をどう伝えるか
TELLING THOSE NOT INVITED
ここは、内容よりも順番の話だと思います。式が終わってから報告として知らせるのと、決めた時点で自分の言葉で伝えるのとでは、受けとる側の気持ちがまるで違います。「家族だけで、静かに挙げることにしました」。招かなかったことの言い訳ではなく、自分たちが選んだ一日の話として伝える。そのうえで、あらためて食事の席をつくったり、後日に写真を一枚手渡したりする。会えなかった人との時間を、結婚式とは別に用意しておく。それだけで、あとに残るものはずいぶん変わります。
少人数だと、写真や記録は薄くなるのか
WHAT REMAINS
人が少なければ、残るものも少ないのではないか。よく伺う心配ですが、これは考え方が逆かもしれません。残るかどうかを決めるのは人数ではなく、誰の目線で、どこまでを撮っておくかです。私たちは写真の仕事から生まれました。挙式の前後には写真家と土地を歩くフォトツアーを、会食のあいだの写真も、最初から含まれています。残すつもりで、一日をつくる。何年か経って、写真の何枚かがご実家の棚に置かれている——家族だけの一日は、そうやってあとから厚みを増していくものだと思います。
親世代の「体裁」は、あとで問題になるか
FAMILY EXPECTATIONS
親御さまが渋られるとき、その本音は世間体そのものではなく、「うちの子が、寂しい式になりはしないか」という不安のことが多いように思います。ですから、人数の話で説得しようとせず、一日の中身のほうを先にお見せするのがいいのだと思います。会場をまるごと貸し切ること。たとえばワクテラスなら、チェックインは午前11時、チェックアウトは翌日の午前11時であること。食卓に北陸の食材が並び、夕方には日本海に陽が沈むこと。段取りが目に浮かぶようになると、体裁の話はいつのまにか静かになっていきます。
| 心配されやすいこと | 受けとめ方 |
|---|---|
| 招かなかった人のこと | 決めた時点で、自分の言葉で先に伝える |
| 記録が薄くならないか | フォトツアーと会食の写真が最初から含まれる |
| 親世代の受けとめ | 人数ではなく、一日の中身を先に共有する |
家族だけの一日について、もう少し詳しく
A CLOSER LOOK
家族と本当に近い人だけで過ごすという考え方は、10〜15名で挙げるという考え方のページにまとめています。一日がどんな時間の流れで進んでいくかは一日の流れのページを、福井・日本海のほとりの会場については会場のページをあわせてご覧ください。挙式、お料理、ご宿泊、衣装、ヘアメイク、装花、写真まで、総額の目安は150万円から200万円。内訳は、一組ごとにお見積りします。
家族だけの結婚式で、あとから後悔することはありますか?
心配されやすいのは、招かなかった人への気がかり、親世代の受けとめ、記録が残るかの三つです。いずれも人数そのものより、伝える順番と段取りで形が変わります。
招待しなかった人には、いつ伝えるのがよいですか?
式のあとの報告ではなく、決めた時点でご自身の言葉で伝えるのがよいと思います。あらためて食事の席をつくる、後日に写真を手渡すなど、別の時間を用意しておくと安心です。
少人数だと、写真は少なくなりますか?
人数では決まりません。ジェリッシュ・ウェディングでは、挙式前後に写真家と土地を歩くフォトツアーと、会食のあいだの撮影が最初から含まれています。
困りごとは、決める前に形が変わる
家族だけの結婚式に、困ることがまったくないとは申しません。けれど、そのほとんどは当日ではなく、伝え方や段取りのところに置き忘れてきたものです。先に手当てをしておけば、当日はもう、目の前の家族だけを見ていられます。何から整えればいいか、まだ言葉にならなくてもかまいません。まずは、お話からご一緒させてください。


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